2014年7月22日火曜日

医療系大学の学生(歯学部歯学科だけど)が体験したドーピングコントロール

多分、中々体験する事が無いシチュエーションなのでメモ代わりに。
適当に走り書きした感じなので乱雑な文章で申し訳ありません。


今回、一番僕が苦しかったのがドーピングコントロールでした。

僕のようなテールエンダーがドーピングコントロールに引っかかる事は無いというのは明白でしたが、どうせならとことんプロごっこを体験してみよう。と思い、徹底してみました。

レース前週辺りから体調が下降気味で、水曜日(16日)くらいから風邪の症状が出始めていました。医療系大学なのに病院に行く時間が無いという鬼畜スケジュールのため市販のパブロンS錠を飲んで耐える事に。しかし、扁桃腺の腫れ方から長期化する事が明白でした。ドーピングコントロールの鉄則として、禁止薬物はレース開始72時間前に摂取を中断しなければいけません。つまり、日曜日の昼開始のレースであれば木曜日の昼までしか薬を飲むことが出来ません。ロキソニンで症状を抑えるものの、症状を抑えれば逆に長期化して気管支炎になることが予想される辛い展開です。

大学を休んで寝ていれば良かったのかもしれませんが、休む=即留年決定という実習/実験もあるため大学には行かなければいけません。これは辛かった…。バイオロジカル・パスポートで管理されるプロ選手ぱねぇ…。

それにしても流石に国内選手権レベルだとドーピングコントロールは甘いですね。ドーピング対象者は優勝者+ゼッケン18番。レース前の提出書類も使用薬物の申請書みたいな感じでプロとの違いをまざまざと見せつけられた感じです。まぁこんなもんかと思いつつ、トッププロってどれだけコントロールされた条件下で戦っているんだ…と衝撃を受けました。


いやほんと凄い。室伏さんがうちの大学の教授に就任されるそうなので、将来何かしらの方面でアスリートのサポートをさせて頂きたいという細やかな夢の実現が近くなった説がありますが、ここまで凄い事だとは自分が体験してみるまでわかりませんでした。

本当に良い経験になりました。


あと、走っていて気がついたのですが、MTBではマウスピースってかなり有効な気がします。インターバルの連続なので、咬合が安定するマウスピースはパフォーマンスをかなり改善するんじゃないでしょうか?選手の写真を見なおしていたんですが、皆さんかなり歯を食いしばっているのがよくわかります…。

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